2012年01月25日

Command&Control

Command&Control 
 新年早々に、日赤DMAT研修会に行って来ました。「日赤救護班は無線機の取り扱いや無線通信を熟知していて、頼りになるらしい」という噂を、本物にするため(?)前回から、Dr・Nsへの無線実習を取り入れています。今回は、インストのバックアップのつもりでしたが、たかさんの「北さんが暇そうだ!」の一声で、突然 講義を持たせていただきました。face07
 この様な突然の振りは正に「災害対応」で、実は、内気な北さんにはドキドキものなんですが、なかなか信じてもらえませんface03
Command&Control 研修の展開上、衛星携帯の説明や総合実習(現場救護所)は、どうしても夜になってしまい。会場の関係で屋外で・・・まぁ 東京は、長野に比べれば暖かいけどね。
 今回の研修で考えたことは、「Command&Control」。特に、「Control」は、他組織との調整って感じで捉えられているけれど、実は、同一組織(例えば日本赤十字社)の中でも、多くのセクションとの調整が必要になるってこと。病院のバックアップ本部(災対本部)でもそうでしたよね。

Command&Control そして、この“調整”は、正にロジさん=業務調整員の果たすべき役割だったりするわけです。
 そして、ストレスフルなのは、同一組織内の“調整”で、他組織への“調整”よりもエネルギーを必要とするんです。
 同じ旗のもとに同じ方向を向いて頑張っているというつもりで“調整”をしようとすると、あれっface07てなったりしてね。。。
≪写真は、日赤DMAT研修で現場救護所を照らす・・・≫

Command&Control
 実動訓練の後は、「Command&Control」の在り方論で盛り上がったりして、二次会を終えて店を出ると、午前2時かいって? いえいえ、そこは(公然の)秘密結社「シンデレラの会」主催の北さん、二晩共12時代にはホテルに帰ってましたけどね・・・face01
 *「要請」や「指示」も発する場所によって、「命令」に聞こえるんだけれど、研修で習うような“命令”って、この震災でどれ位あったのかしら?

Command&Control 東京から帰った週末、宮城県からI先生をお招きして当院の「3.11救護活動検証会」開きました。220名ほどの参加でしたが、良い「まとめ」の会になりました。
 第1部は、①DMAT・日赤救護班・長野県医療救護班などとして出動した職員。②石巻日赤&看護専門学校の支援に行った職員。③こころのケア班で出動した職員。そして④災対本部要員・後方支援をした留守部隊によるパネルディスカッション。
 第2部は、赤十字の災害拠点病院として、備えておくべきことをサブテーマとしてI先生の講演。
Command&Control 2時間の予定を1時間もオーバーしてしまい。「時間管理が出来なくて、危機管理ができるかicon09と、副院長に怒られてしまうくらい(よくN先生にも叱られましたねface07)に熱のこもった会でした。北さんは④のパネリストとして参加しましたが、災対本部での”人事”あり方の話題で、先の「Command&Control」について改めて考えました。4セッションからは、本県で大震災が起きる前にこ~しよう。あ~しようっていくつもの提言がなされ。職員間の災害対応への意識も一層高まったように感じました。
 検証会は、本年度の災害救護訓練。救護員達のこころのケアの意味も持っていて、その面からもやってよかったと思っています。
 県的な、まとめの会は、3月3日に松本で開催しますから、県内の読者は参加してねface02 夜には、非公式「こころのケア集会」も計画してるよ。
 こころのケアといえば、皆さんは大丈夫かしら、日赤DMAT研修会を開いた日赤本社のトイレにこんなチラシが張ってありました。。。

Command&Control













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Posted by 北さんだよ at 21:57│Comments(5)災害救護
この記事へのコメント
いやいや、相変わらず赤十字はすごいね。

 何より今まで継続して行ってきたことだから、決してのど元過ぎることなく、常に次を見据えているのがすごい!


 ところで、某A県では、某色の十字の組織が、日頃の訓練において、消防が設営してくれる赤の傷病者用のテント、黄色のテント、緑のテントの他に、某色十字のテントをお建てになり、あらかじめ決められた某色十字用の傷病者のみを収容し、そのまま入り口を閉め、某色十字の救急搬送車で、その方々の御病院へお連れしていただける、というミッションを何年も前からお続けになっております。コマンド&コントロールで、そのようになっておりますので、某A県の医療従事者、消防、自治体、空港職員、警察は、全国にある赤い、いやいや某色の十字の組織はそのようにご活動なされていると信じております。ホントの話です。

 以上!
Posted by なお at 2012年01月31日 14:48
なおさん
 
 こんにちは、相変わらず美味しそうな話題をありがとうございます。

  実は、「Command&Control」について一番感じるのは、
   ①同一組織内」での調整のめんどくささ 
   ②ほんとに指揮できる「Commander」って居るの?
    というより、農耕民族的・評定主義的・文民統制的な
  日本においては、 「本部会議決定」って御前会議の
  お墨付きが無いと動けないきらいがありませんか?ってことで、
  私が言うのも なんですが、当社は少し前まで、独走状態だった
  こともあって、当社だけで何でもできると勘違いしてるというか、
  そんなとこ  ありますよね。 まぁ、一生懸命さから来るもので
  しょうが、それこそ、本文の「日赤DMAT研修」や「MCLS」などを
  通じて、より、効果的な災害医療の展開について研究・共通理解を
  して行かなければいけませんね。

  また、金沢ででもお話ししましょうね。
 
Posted by 北さん at 2012年02月02日 17:28
おっちゃん、お疲れ様

 本当にそうだよね。しかも、逆にちょっとかっじっただけで何だか専門家ぶってしまう人もいたりして・・・(って、僕の事かもしれないけど・・苦笑い)。
 某A県においては、何となくある特定の人の影響ではないか?と思われがちではあるのですが、某色の人達と話してみると、おっちゃんのおっしゃる御前会議みたいな県支部の影響があったりする場所もあるらしく、縦割り&既得権など、政治の世界でみられるような物って案外身近にあるんですよね。

 変えていくのが良いのか?そのままでより発展的になれないのか?いずれにしろ、みんなでやれたらいいのにな~、とは思います。どんどんフライトなんちゃらとか名乗り初めて唯我独尊、下々の者は口を出すのもおこがましいと思え!状態ですわ。
Posted by なお at 2012年02月06日 10:03
なおさん

   まさに「変えていくのが良いのか?そのままでより発展的に
  なれないのか?いずれにしろ、みんなでやれたらいいのにな~、
  とは思います。」ですね。

   そして、なおさんの言葉の前段についてですが、私たちは
  対応しきれない状態を「災害」って定義して、そのうえでPDを
  なくしたいと考えている以上 どうしても対応できるシステム作りは
  「後追い」になってしまうという現実がるってことをキチンと認識すべき
  だと思っていて、科学的な「検証」を大切にしたいと考えています。
   
   そんなことを踏まえると、後段の「みんなでやれたらいいのにな~」って
  言葉は、すごく意味のあることですよね。

   誰かの功名ってことじゃなく、関わる人達全体の功績として
  評価される社会って無理かもしれないけれど、少なくとも、私達の
  初期の目的をわすれないことでしょうか。。。

   まぁ あんまり難しいことじゃなくて、さらっとやっていきたいですね。
Posted by 北さん at 2012年02月06日 22:50
北さん、大変ご無沙汰いたしております。
ブログもなかなかアップできなくてすみません。

やはり日赤の活動は民間の病院にとってはすごいなって思います。
C&Cの面において、災害医療ではありませんが、通常の救急医師要請においても、C&Cは必要だと思います。
消防指揮所を無視して傷病者に駆け寄る医師がほとんどです。
日頃から意識していかないとC&Cはいざというときにはできないですよね。

また、情報の伝達は本当に思ったより難しく、先日のとある病院で研修会を行い、情報伝達の訓練を行いました。
やり方にはいろいろあると思いますが、やはり正確に情報は伝わりませんでした。
しかし、研修を受けた方々は、後の振り返りで納得し、大変有意義な情報伝達訓練を行う事ができたと思います。


北さんも大変忙しい毎日を送っていると思いますが、どうぞお体を壊さないようにがむばって下さい!!!

またお会いできる日を楽しみにしています!!!

ロジ馬
Posted by ロジ馬 at 2012年02月20日 21:38
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